トップ1 えびす皮フ泌尿器メイン 今月のコラム
スペースバー

■ 今月の一言  今月の一言

今月の一言イラスト2017年10月のテーマ

「尿道炎に関する誤解」




コラム掲載 2017年10月



掲載一覧はこちらです。 ■今月のコラムはこちら。

 

尿道炎に関する誤解

 患者さんの皆さん、相当なご無沙汰になってしまいました。何か書く気力も沸かなかったものですから。

最近、Second Opinionで来院される患者さんが増えてきたように思います。

 例えば、尿道炎、ね。また、尿道炎の話かって?確かに。でも、大事な話ですから聞いて下さい。
未だに、クラミジアと尿道炎は異なるものだ、と考えている患者さんが多いですね。

 尿道炎とは?尿道内に何らかの微生物が侵入して炎症を起こしている状態をいいます。
その微生物がクラミジアなら、クラミジアが引きおこした尿道の炎症、つまり、クラミジア性尿道炎、君たちが俗に"クラミジア"ともんでいるものなんだな。”淋病”淋病だって、淋菌という微生物が原因で引き起こされた尿道の炎症、つまり尿道炎の一種というわけです。

 先日、「他の診療所で尿検だけされて淋病もクラミジアも出なかった薬も出なかったんですけど、何か尿道が湿ってるし痒いんですよ。」という患者さんがたて続けに来たから、尿道の状態を最初に診てくれましたか?と聞くと、予想通り、の尿道が痒いし何か出ている見たいです、と言うや否や、おちんちんを診ずにおしっこを取られ、一週間後に再診したら、「淋菌もクラミジアも出なかったから大丈夫です。」でも、何か膿みたいなものが尿道から出ているんですが・・・・と言うと、ジスロマックと云う水で溶かして飲む薬を貰い、結果下痢しただけで、尿道の痒みは増すし、パンツにシミが付くし、NETで見て来院しました、と。

いつも通り、じゃあ、立ってズボンとパンツ下げて、おちんちんを見せてもらえますか?に始まって尿道を見ると確かに膿が少し出ていて、ガラス板を当てて顕微鏡で見せて、「丸いものがたくさんあるでしょ。あれ、全部白血球ですから、要するに膿だよ。つまり、尿道炎ですよ。」患者さん曰く、でも淋菌もクラミジアも無いって言われましたが・・・・要するに、患者さんの頭の中では、尿道炎、淋菌、クラミジアの相関関係がごちゃごちゃになっていたんだね。

 そこで、「尿道炎とは何ぞや、と云う話と雑菌が原因で尿道炎になることもあること、性行為から症状が出るまでのtimingそして来院時の尿道の状態、膿の性状をみれば、尿道炎かどうかはっきりわかるし、出すべき薬の種類もだいたい目星がつきます。いきなり、何も診ないでおしっこ取ってしまったら、折角の情報も得られず、治療が長引くだけなんだよ。」といういつも通りの説明で、患者さんは二人とも2週間で完治しました。

 

えびす皮フ泌尿器科  院長  原口 忠

2017年10月1日 

 

TOPへ診療内容性病について自費治療について性病即日検査泌尿器の病気EDについて
性病Q&A当院紹介院長プロフィールコラムリンク集

医療法人社団 朝日会 えびす皮膚泌尿器科
東京都渋谷区恵比寿1-7-11 吉原ビル4F TEL 03-3444-5128 FAX 03-5447-6125

えびす皮フ泌尿器コピーライト
えびす皮フ泌尿器科トップページへ