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今月の一言イラスト2014年11月

「クラミジアの検査法に関する私見」




コラム掲載 2014年11月




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クラミジアの検査法に関する私見

  クラミジアの検査法は、咽頭炎においては、うがい液もしくはぬぐい液、尿道炎(男性)の場合は尿のSDA もしくはPCR 法(SDA の方がPCRよりわずかではあるが正確)で十分判定が可能です。

  問題なのは、もしくは患者さんが疑問に思われるのは女性の場合ではないでしょうか。

 通常は、子宮入り口をめん棒で拭ってSDAもしくはPCR法で調べるべし、と書かれていますがクラミジアは時間が経つにつれ奥に進む(卵管、腹腔内へと)性質を持っています。クラミジアがいつまでも子宮口に残っているとは限らないことは立証されています。SDAもしくはPCR法が病原体(今はクラミジアについてですが)を確実に捉えなければ検査できないとしたら(つまり、そこに存在しない限り検査できないとしたら)、クラミジアが子宮内にもはや存在せず卵管に移行してしまった後では子宮口の拭い検査は理論上意味が無いことになりますね。

 それに備えて、自覚症状をよく聞くべきだ、とか、血液検査もやる必要が出てくる、とか、文献にはよく書かれていますが、書いている奴は、例えばクラミジアの検査だったら月に一通りしか保険が通らないことや《淋菌も同じ)自覚症状が全く無い患者の方がはるかに多いことをご存知なのでしょうか。

 数年前にさる検査機関(極めて正確と評判のM 社)の検査技師の方が述べておられましたが、女性も尿検査で調べてみたところ(SDA法)ひじょうに正確な結果が出た、とのコメントでした。僕の診療所でも尿(SDA)検査を施行してみたところ正確な結果がでていると思われました。なぜなら、SDA法で陰性と出た患者さんでその後、腹痛を起こした患者さんは一人もいないのです。クラミジアに感染した女性で数ヶ月放置すれば、必ず卵管炎か腹膜炎を起こすはず、つまり腹痛を起こすはずなのですから。

 ところで、クラミジア性尿道炎に罹っている男性の実に40%以上が咽頭クラミジアにも同時感染している、という統計が出ていますが、本当だとすればすごいことですよね。咽頭クラミジアはまず無症状ですからDeep Kissしただけで相手も咽頭クラミジアになってしまうわけでしょ。

 でもって、本人は全く気がつかないわけだ。ああ、怖!

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2014年11月1日 

 

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