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「ウレアプラズマ、性病マイコプラズマ検査、
    治療体制が整いました」




コラム掲載 2011年7月



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ウレアプラズマ、性病マイコプラズマ検査、治療体制が整いました

 以前にも述べたとおり、尿道炎の原因菌は淋菌、クラミジアだけではない。淋病以外の尿道炎を非淋菌性尿道炎と呼び、そのうちの50−60%がクラミジア性尿道炎にあてはまるが、残りの40−50%の尿道炎の原因菌は何なのか。雑菌性尿道炎?それも当然含まれるだろう。でも、それも検出されなかったら?検査の途中で死んでしまった?それもあるだろう。でも、本当にそれだけなんだろうか。そこで、久しぶりで登場するのが、Mycoplasma,Ureaplasmaなのだ。

 検査センターとの度重なる交渉の結果、最近ようやくMycoplasma.UreaplasmaのDNA検査料がリーズナブルな値段にまで下がったため、ルーチンな検査に組み込れ始めたところ、実に尿道炎患者の30%以上が何らかのMyco,Ureaplasmaに感染していることが明らかになってきているのだ。

 Mycoplasma,Ureaplasmaには、M.hominis,M.genitalium,U.parvum,U.urealiticumの4種類が認められ、DNA検査でそれら全てが一度に検査可能である。こいつらは、自己繁殖可能な細菌としては最小のもので、大雑把に言ってクラミジアに対して有効な抗生物質でだいたい殺せるために、今までは正体がわからなくても結構治ってしまっていたから、あまり問題視されなかったのが実情です。
しかし、淋菌とUreaplasmaが混在していたら?淋菌を殺す抗生剤とUreaplasmaを殺す抗生剤は通常異なるため淋菌を殺して症状が収まってもUreaplasmaやMycoplasmaが潜伏したままの患者が、実はある程度存在していることが分ってきました。雑菌性尿道炎Ureaplasmaが混在している場合も同様で、雑菌は殺したけれどもUreaplasmaは残ってます、という症例も見つかるようになりました。

 難治性、再発性尿道炎のうち、幾つかの症例でもUrea,Mycoplasmaが検出され、完治しています。
しかし、Ureaplasma,Mycoplasmaの中には常在菌も含まれており、全て殺さなければいけないというわけではないのですが、「疑わしきは治療する」のがこの世界のやり方ですから、尿道内の細菌は全て殺してしまうという治療法で構わないものと考えています。(女性の場合は、膣内の細菌を全て殺してしまうやり方はいけませんが。)

 

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2011年7月1日 

 

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