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「フェラチオはどこまで安全か」




コラム掲載 2011年3月



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フェラチオはどこまで安全か

 尿道炎の患者は依然として全く減少傾向がみられないが、最近複数の菌の感染者が増加しているように思われます。
淋菌とクラミジア、クラミジアとマイコプラズマetc混合性の尿道炎のみならず、HPV(human papilloma virus)の複合感染も数を増しているように思います。

 性行為において、100%性病の感染を防ぐことは不可能です。コンドームをしてフェラチオをしてもらうだけなら感染は起こらないでしょうが、果たしてそんな行為で満足しているお客さんがいったいどれくらいいると言うのでしょう。

 生で本番なんてのは、今時自殺行為のようなものです。それは、皆さんご存知と思いますが、生でフェラチオをやってもらって淋菌、クラミジア程度だろうと考えていませんか。単純ヘルペス、ウレアプラズマ、カンジタどころか、先日は梅毒に感染した患者さんも、数人確認しました。かなり濃厚なフェラチオをされれば、歯も当たってペニス表面に傷が付き相手が歯槽膿漏や口内炎で出血したその血液内に含まれる細菌やウイルス、特にウイルスの侵入が危険です。

 ウイルスは一度体内に侵入すると一生涯持ち続けることになりますから、万一B型肝炎etcに感染したら一生取り返しが付かなくなる可能性だってありますからね。

 最近、薬剤耐性細菌(殆どの抗生剤が効かない)の発生率は当院では年に2例位ですが、その中にはカンジタ性尿道炎がまれに含まれています。その場合、症状はかなり強烈で排尿時激痛、尿道の強度充血、抗生剤の投与による症状の更なる悪化で大体見当がつきます。問題は、真の薬剤耐性細菌が原因の場合で、相当古い抗生剤や注射さらには抗生剤の同時複数投与や許容量オーバーの使用もありえます。
今挙げた、いずれかの方法もしくは複合治療で今のところは事なきを得ていますが、いつかは対応不可能な症例が出てこないか心配です。


それでは、また、来月。

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2011年3月1日 

 

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