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今月の一言イラスト2010年12月のテーマ

「HPVの切除術のメリットについて」




コラム掲載 2010年12月



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 HPVの患者さんを診ていると、1回発症してその後1年以上経過しても発症しない症例が増えてきているように思える。

  以前は冷凍凝固術やベセルナcrの塗布でフォローする症例が多かったが、治療法を主として切除術に切り替えてからの現象だ。実際の問題はちょっと異なると思われるが、その腫瘍自体が皮膚の中深く根を張っていて、それに対してなるべく深く抉り取るやり方が効果的に思えるのだ。HPVはウィルス性の病気であり、根を張るというよりも陰茎内に散らばっているものと考えられているのに、発症しているその腫瘍部分に集まっているのだろうか。

 いずれにせよ、治療方法を切除法主体に切り替えてからの方が治療成績が上がっているのは事実だし、第一よほど大きな腫瘍でなければ1回で切除できてしまうので、患者さんにとっての負担がはるかに少なくなって喜ばれているのが現実だ。

 唯、もちろんベセルナCrや冷凍療法を否定するつもりはないし、絨毯状に広がった腫瘍などベセルナCrや冷凍療法などが適している症例も多々あるのだ。肛門周囲の小多発症例なども切除するのは難しい。

 真性包茎に近い症例で亀頭包皮炎を治療中にHPVに出くわすことも時々あるが、その場合はほぼ100%多発性で切除すると皮膚が広範囲でなくなってしまうから、再発はあり得るが包茎手術をするのがベストだろう。でも以前手術を予定していたら突然腫瘍が自然消滅してしまった症例もあったな。
女性の子宮頸部のHPVウィルスも自然消滅が見られるようだから、それと同じ現象だったのだろうか。


えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2010年12月1日 

 

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