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「尖圭コンジローマと扁平コンジローマ 」




コラム掲載 2010年11月



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 尖圭コンジローマは、今まで述べてきたとおり、HPV(Human Pappiroma Virus)が原因で引き起こされる粘膜型のイボであり、陰茎のあらゆる部分(尿道も含む)および肛囲に鶏の鶏冠様隆起性病変として現れる場合が一番一般的であるが、球状病変(BOWEN様丘疹症も含む)もあり得る。亀頭縁に現れる場合は鶏冠様病変だが、亀頭表面に現れる場合は球状病変がほとんどである。

 いずれにせよ、尖圭コンジローマは、HPV6,11型が殆どだが、かなりの症例で悪性型である16型も同時に持っているため、長期にわたるフォローが必要と思われる。なかには16型しか現れない症例もあるが、陰茎癌に準じた治療をするべきなのだろうか。また、病理検査で有棘細胞癌との診断が出たにも関わらずHPVが全く認められない症例もあり、陰茎癌の原因が全てHPVとの考えが間違っていることも確かである。

 さて、外陰部、特に肛囲にできる鶏冠様隆起病変で尖圭コンジローマと極めて似た病変に扁平コンジローマがある。これは、第2期梅毒(感染後3ヶ月から3年)に認められるもので、表面は湿潤し扁平に隆起しているが、尖圭コンジローマとの鑑別は非常に難しく、肛囲にできたコンジローマを見つけたら、梅毒の検査もしておくべきかも知れない。

 扁平コンジローマには梅毒トレポネーマ(梅毒菌そのもの)が多量に存在しているため、感染源として重要である。

 いずれにせよ、入浴時肛門を自分で触ってみて、何か突起物を認めたならば、早急に
泌尿器科、性病科に見てもらうべきだと思われる。


えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2010年11月1日 

 

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