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「雑菌性尿道炎、再考その1 」




コラム掲載 2010年9月



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 雑菌製尿道炎に関して、夫婦、恋人同士のSEXの場合と遊びに行った場合の罹患率に関して較べてみると、予想どうり遊びに行った場合の方が高い数値を示している。予想どうりと言うのは、お店の子は一日に何人も相手にするから、口腔内や膣内に多くの雑菌を抱えることになるからだ。雑菌は性病と異なり人から人に積極的に感染はしないが、条件が整えば相手の尿道、膣etcの粘膜に定着して増殖する可能性はある。だから雑菌は相手に遷らないとは断言できず、現に、夫婦の尿道、膣分泌物から薬剤感受性の全く同じ同名細菌も確認している。

 となると、雑菌は絶対に感染しないとは言い切れないことになる。通常、雑菌性尿道炎で来院した患者さんはWIFEまでは調べないが、女性は膣内にデーデルライン桿菌を飼っており、これにより通常は自浄作用が働くので問題無いものとして構わないと思う。しかし、膣内が荒廃してD桿菌が死んでしまっている場合は感染は起こりうるだろう.

 だから、夫が何度も雑菌製尿道炎で受信する場合はWIFEも婦人科で調べたほうが良いと思う。
 ところで、以前述べた、尿道炎の影の主役ウレアプラズマはどうなっているのか。ここのところ、精力的に血液検査を施行しウレアプラズマを探しているのだが、一向に捕まらないのはどういうことなのか。ウレアプラズマ性尿道炎なんて、実は、ほとんど無いのかしらん?いやいやそんなはずは無い。ROSIA人の患者さんはウレアプラズマを調べて下さいと言うもんなあ。検査すれば出るし。

 まあ、ウレアプラズマはあっても細菌と同じく抗生物質で殺せるし、コレは感染するくせに分泌物や尿検では分からないから、あまり深く調べても実際の治療との関連性は不明だ。
雑菌製尿道炎のうち少なくとも数割はウレアプラズマが原因かと思っていたが、実際は数%にしか過ぎないのかも知れない。
 だとすれば、尿道炎は、淋菌性、クラミジア性、雑菌性、まれに真菌性だけに分類して考えても良かろう。(ウレアプラズマ性は除外して)


えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2010年9月1日 

 

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