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「亀頭包皮炎、治療上の悩みについて」




コラム掲載 2009年2月



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亀頭包皮炎、治療上の悩みについて

1)真菌性亀頭包皮炎の治療は、当然抗真菌剤を外用塗布するのだが、これがなかなかクセもので1ケ月間、真面目に塗っても、再検するとまったく変化なしという例も少なからず存在する。

 その場合、抗真菌剤の種類を変えてみると同時に、内服薬を併用してみるのも1つの手だが、それでも依然として真菌健在の場合はどうするか?  

2)亀頭包皮炎の局所からカスを綿棒にとって培養すると時々、大腸菌が見つかる。これがなかなか取れないんだな。薬剤感受性検査に従って抗生剤を選んでも、頑として取れない。
何か良い方法はないだろうか?

3)尿道炎は俗に性病とよばれる微生物によって引き起こされるCASEが多い。亀頭包皮炎の場合、まず性病系の微生物は見つからない。本当にいないからなのか。それとも、ウレアプラズマが隠れているのか?

4)亀頭包皮炎は幼児の病気としてポピュラーで、その場合ほとんど全例が細菌性である。よって、抗生剤の内服で速やかに治癒する。しかるに大人の包皮炎は何故これほどまでに複雑なのか?
細菌もカビも認めないCASEだってあるしね。

5)亀頭包皮炎の患者さんを診ると、亀頭と較べて包皮に炎症を起こしている例が圧倒的に多い。
読んで字の如く亀頭部の包皮炎ということか?亀頭部を覆う包皮内面は免疫力が低下するのだろうか?

6)亀頭包皮炎の患者さんは、オチンチンをきれいに洗った状態で来院されるCASEが多い。洗ってしまっては、カスも採取しずらいし、通常の状態も分からない。できれば1日位洗わない状態で見せて貰いたいのだが、無理な注文だろうか?

7)亀頭包皮炎でカビの存在を確認できて、なおかつ細菌を認めないCASEは少ない。カビだけ叩けば細菌は元気になり、逆もまた真なりである。内服、外用併用によって両方いっぺんに叩こうとしてもそうはうまくいかないこともある。最後に残って往生するのはカビと大腸菌で、この2つが残ったらどうやって叩くか?

 

以上、亀頭包皮炎の治療に関する悩みをつらつらと書きならべてみました。
今まで同様、亀頭包皮炎と闘っていきますので、ご声援お願いします。

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2009年2月11日 

 

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