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「尖圭コンジローマ;雑学編 」




コラム掲載 2008年11月



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尖圭コンジローマ;雑学編

1: 尖圭コンジローマは、HPV(HUMAN PAPPIROMA VIRUS)を原因微生物として性器の皮膚、粘膜に認められるイボであり、性行為によって感染するSTDである。
但し、HPVは性器以外に口唇口腔粘膜でも発症しうると思われる。
   
2: 通常尖圭コンジローマに認められるHPVは、6型、11型であり、このTYPEからの陰茎癌発症は報告されていないが、尖圭コンジローマ発症後10年以上経って陰茎癌を発症した例があることも事実である。その全例からHPV16型が検出されており、また尖圭コンジローマの一部からも16型が検出されていることと考え合わせると、尖圭コンジローマの全例でHPV型をチェックして16型ウイルスが認められた症例は長期的にフォローアップするべきなのかもしれない。
   
3: 尖圭コンジローマは再発する確率が高い。肉眼的に切除しても、病変部周囲の一見正常な上皮にHPVが残存していて、そこから発症するものと思われる。100%間違いなく完治させられる治療法は今現在得られておらず、コンジローマ消失後6か月間は感染の危険性を考え、性行為を避けるべきだと思われる。(6か月発症しなければ完治したという証拠もないのだが)
   
4: コンジローマの治療中に、突然コンジローマが消退してしまうことがある。また、妊娠中にコンジローマが自然消滅してしまうこともあるが、いずれもどういう理由なのか解っていないし、自然消滅を期待して治療しないというのは愚の骨頂である。
   
5: HPVの遺伝子は精液中の上皮細胞から同定はできるが、これはあくまでも実験室レベルの話であり一般の患者さんの検査とはなり得ない。従って、肉眼的に腫瘍が認
められない場合は感染の感染していないかどうかの検査はほとんど不可能と考える。
   
6: たまたま知り合った女性とSEXまでいってしまった。後で、その女性がコンジローマに感染していたことを風の便りに知ってしまったがどうしたらよいのだろう。難しい問 題ですが、こういう患者さんが後を絶たないんだよね。コンジローマをHIVに置き換えてもよいですよ。
皆さん、よーく考えてみてください。


えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2008年11月1日 

 

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