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HPVの治療法について




コラム掲載 2007年1月



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HPVの治療法について

明けましておめでとう御座います。
年末、風邪をひいて寝込んでしまい、掲載が遅れてしまいました。

ところで、今回は、ようやく日本でもかなりの患者さんたちにその恐ろしさが認知されてきたHPV(コンジローマも当然含む)の、主に治療法に関してお話しましょう。

現在、日本でHPV(ヒト パピローマ ウイルス)の治療法で保険が適用されるものは、
液体窒素(ドライアイス)による凍結療法、電気メスによる焼却法、および外科的切除術が挙げられます。表面に出現したものは、体内に潜んでいるものの一部に過ぎず、治療しても再発を繰り返し「モグラたたき」状態を続けているパターンが圧倒的に多いと思われます。(保険外でレーザー治療もかなり行われていますが)

 何れの方法をとるにせよ患者さんにとっての肉体的、精神的負担はかなり大きく、何回も何十回も通院しなければならないetcその苦労には計り知れないものがあります。

 実はHPVの治療法には、上記とは根本的に異なる外用療法(塗り薬)があります。
その方法が日本で定着していない最大の理由は、保険適用の認可を厚生労働省がおろさないために自費診療にせざるを得ないことにあります。
 外用薬治療の最大のメリットは、使い方をきちんと理解すれば自宅で、すなわち、自分で治療が可能なことです。もちろん、効果が十分出ない例もあれば、ひどくただれてかなりの痛みを伴う場合もありますので、上記治療法との併用パターンがある程度出てくるものと思われます。

 しかし日本でもすでに臨床試験を終え、やっと承認申請段階に入ったイモキミドは生体の免疫作用を高めてHPVをやっつける効果がかなり期待されており、保険適用の認可が下りた曉には、HPV治療の主役になる可能性を持っています。
 現段階では、保険適用外ですからある程度高額になりますが、当院でも患者さんの希望により使用しています。尚、ポドフィリン液という外溶液の場合、催奇性があるので、妊婦には禁忌です。それ以外にも、保険適用外ですがある種の制ガン剤もかなり効果が期待できます。

 最後に、HPVに対して人の免疫システムが影響を及ぼすことが解っており、感染力自体が軽減するようですが、それとて最低半年〜一年レベルの話です。
 ですからHPVが表面上消失してから半年以上(本当は一年以上と言いたい)は、コンドームを装着しようとも絶対に性行為は禁止です。

 なぜならコンドームを装着しても陰茎の根元と女性の陰唇は直接接触しますからね。感染は成立しうるんですよ。

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠

2007年1月5日 

 

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