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HPV(人乳頭状ウイルス)と
  ボーエン様丘疹症、コンジローマ




コラム掲載 2006年7月



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HPV(人乳頭状ウイルス)とボーエン様丘疹症、コンジローマ

 一般的に、ペニスにできものができて増えていく場合、見ただけで尖圭コンジローマと診断されてしまうケースがひじょうに多いようですが、以前にも述べたようにコンジローマは30種類以上あるHPV(HUMAN PAPILLOMA VIRUS)の型のうち6型と11型に過ぎない上に肉眼で診ただけでは、確定診断は下せないのです。

 ですから、どうしてもある程度正確かつ詳細な診断を手に入れたければ、病理診断とHPVリスク型診断が必要になります。

HPVの型式の上で問題視されているのが、ハイリスク型HPV、すなわち将来子宮癌や陰茎癌に成りうる可能性をもつもので、その中に16型が含まれています。

  さて、尖圭コンジローマと診断された症例の中に、実はボーエン様丘疹症だったというケースがある程度含まれているように思われますが、これは由々しき問題なのです。

 なぜなら、コンジローマと違ってこいつこそが16型ハイリスクHPV(を多く含む)だからなのです。

 外見上は、褐色調の丘疹(小さな丸いイボが集まったような)が散在しているだけで、痛みも痒みもありません。

 自然に消えてしまう(実際は身体の中に潜伏しただけかもしれないが)場合もありますが、前に述べたように子宮癌、陰茎癌の原因ウイルスでもあるわけです。

 ボーエン様丘疹症が癌化したものがボーエン病です。これは陰茎癌の一種ですからペニスを部分的に深くえぐり取るか最悪陰茎切断(摘除)なんてことも起こりうるわけで、あやしいなと思ったら先ず診せて下さい。

 最後に、彼女がコンジローマと診断されたので検査して欲しいという問い合わせが最近増えたけれども、男性はPENIS(基部も含む)もしくは尿道にそれらしきできものが出ていなければ調べようが無いですからね。

 血液検査でも調べられませんから。

えびす皮フ泌尿器科 院長 原口 忠 

 

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